境界例(
人格障害)を
境界性人格障害一つにして、セラピストである筆者独自の分類方法で、
みなしごタイプ、かごの鳥タイプ、女王タイプ、魔女タイプの4つに分け、それぞれの母親について論じた本です。
他の
精神科医であったら、
みなしごタイプとかごの鳥タイプ→
境界性人格障害女王タイプ→
自己愛性人格障害魔女タイプ→反社会的
人格障害(
サイコパス)と
分けるんじゃないかなと思いました。
筆者も言ってるとおり、混合型もあると思います。
感想を書いてる他の方もおっしゃっていますが、
毒親本ではナンバーワンです。
私はこれ以上の
毒親本を知りません。
まず、大きいのが、
毒親の正体が
人格障害と
言ってることです。
最近では、
毒親の正体が
アスペルガーや
ADHDだと書いてる嘘つき
精神科医がいます。
ぜひとも、騙されないでいただきたい。
境界例(
人格障害)は感情が処理出来ないので、
投影性同一視をします。
自分の感情を相手に投影して攻撃するのです。
この本の、完璧な子どもとクズの子どもの章を
読んでください。
1人の子どもに、自分の嫌な部分を投影して攻撃する一方で、もう1人の子に自分の良い部分を投影して可愛がる。兄弟差別をするのです。
境界例は乳児期の育て方が原因なので、
アスペルガーや
ADHDも
境界例を併発します。
その場合でも、
境界例の素養が
児童虐待を引き起こしたのであり、
アスペルガーや
ADHDの素養がそれを引き起こした訳ではないのです。
政府は
境界例を増やす政策を実施し、
それを隠すために、
境界例がしたことを
アスペルガーや
ADHDになすりつける内容の本をたくさん出版してます。
この本も、いずれ流通しなくなるのではないかと、心配してます。
政府関係者、政治家、警察関係者、教育関係者、精神医療関係者、
境界例に興味がある方、
フェミニストの方、
毒親の被害者に関わらず、全ての方に読んでいただきたい本です。
ダイアナ妃や
リンカーン夫人といった、
有名人の話も出てくるので、
毒親の被害者でなくとも、
興味を持って読んでいただけると思います。
毒親に悩んでる方、
この本は確かに値段が高いですが、
買う価値はありますよ。
カウンセラー代を節約することができると
思います。
この本を読んだ後は、
モラハラ資料というブログを読んでみてください。